Q: Ivycoastのキャンドルは自然成分?
A: 当社の全てのキャンドル製品は、フタル酸エステル、パラペン、ホルムアルデヒドなどの化学物質を含んでいません。
製品で使われるワックスは日本国内の食品製造工場で作られるプレミアムソイワックスを使っています。
当然のことながら、当社のキャンドルは肌につけたり摂取用ではありませんが、安全であることには使用中の注意が特に必要です。
お使いの前に必ず キャンドルの取り扱い方法と注意をお読みください。
Q: 真ん中だけが溶けて、芯がろうに埋まって消えてしまう。どうしたらいいですか?
A: キャンドルは、一番初めに火を灯して溶けた状態を記憶しています。これをCandle Memoryと呼びます。キャンドルを一番初めに使う時は、グラスの表面いっぱいまでワックスが溶けるまで使ってください。一番最初にこれを行えば、途中で短い時間灯しても、トンネルのように下に掘り下げるように溶けることは避けられます。
もし、トンネルのように中心だけが堀下がるように溶けてしまった場合は、次の方法で解決できます。
- アルミフォイルを用意してください。
- グラスを大きく覆うように巻き付けます。
- 上の部分は、キャンドルの中が見えるぐらいに開けておきます。
- キャンドルに火をつけて、表面がいっぱいに溶けるまで待ちます。
- 綺麗に溶けたら、火を消してください。
- もし、この過程の途中で芯が埋まってしまうようでしたら、溶けたロウをスプーンなどですくい出してください。熱いですので、必ず火を消して、火傷に十分に気をつけてください。
- 再度、火をつけて表面が均等に溶けるようにします。
ここまでの過程はおおよそ1時間ほどかかります。時間に余裕を持って最初の過程を楽しんでください。
Q:黒い煙が立つようになって、灯った火が安定しない。
A: 芯の燃えかすが付いているかもしれません。
キャンドルを使用するときは、必ず芯を4-6ミリぐらいに切り落としてから使用してください。
炎が安定して、煙がでぬくくなります。
また、エアコンや風の当たる場所で使用されますと、炎が安定しないことから、ワックスの溶け具合に影響があります。必ず、引火の恐れのあるものの近くや風のあたらない安全な場所でご使用ください。
Q:キャンドルの表面に汗をかいているようにみえます。なんですか?
A: お部屋の温度の変化により、汗をかくことがあります。
暑いお部屋や、直射日光が当たる場所などで保管されると、フレグランスオイルが汗と一緒に滲み出ることがあります。ティッシュなどで軽く拭き取って頂ければ、埃などがつきにくくなります。また、そのままご使用頂いても問題ありません。
Q:キャンドルを消す時、煙が立つのが気になります。
A: キャンドルの火を消すときに、火を息で吹き消したり、水をかけたりせずに、専用の道具(芯用トリマーやディッパー)やピンセット、割り箸などを使う事をお勧めします。
道具を使って点火している芯を倒し、溶けたロウに芯を浸し火を消します。こうすることで、煙や匂いをお部屋に残す事なく火を消すことができます。
倒れた芯は、柔らかいうちに立たせておいてください。次に点火するときに便利です。
Q: どこまで使ったらいいですか?
A: ロウが底から1センチほどになったら使用をおやめください。
底が大変熱くなりますので、大切な家具などを痛めないように、少なくなってきたらキャンドルグラスの下に平らなお皿や厚めのコースターなどをお使いになることをお勧めします。
Q: キャンドルは有害ですか?
A: 100%大豆から取れるワックスを使用していますので、燃焼時に有害な物質が出ませんので安心して使っていただけます。
キャンドル芯にも、コットン芯を使い、ソイワックスが染み込ませてあります。
製品になるまで、徹底的にテストを重ねてきました。皆さんの期待にお答えできるように、日本の環境に合う高品質の製品を作ることを目標にしています。
しかしながら、皆さんの環境、お部屋の空間の大きさ、その日のご自身の体調などにより、いくら安全な製品だといえども、有害になることがあります。
どうぞ、お使いになる前に、製品の使い方、注意等をよくお読みください。また、お使いになるご自身だけでなく、共用される他の方達のどのように影響を与えるのかも心に留めてください。Q: 終わった後はどうしたらいいですか?
A: 使い終わったら次の方法で残ったロウを取り除いてください。
- キャンドルグラスに熱湯を直接かけると、しばらくすると浮いてきますので取り除いてください。
- キャンドルグラスを湯煎にかける方法は、グラスについたロウも全て溶けて取り除くことができます。古紙や新聞紙を熱に強い器に広げておき、そこへ流し入れます。またロウが柔らかいうちに新聞紙やキッチンペーパーなどで取り除きます。グラスと流し入れたロウはまだ熱いので火傷には十分に注意してください。よく冷めてから新聞ごと破棄してください。
- シンクには流さないでください。パイプの詰まる原因になります。
残ったロウは新聞紙に包んで燃えるゴミとして出していただけますが、芯に付いているアルミ、グラスは、自治体により分別の方法が異なりますのでよく確認してください。
リサイクルビンとしてお使いください
グラスに残ったロウをよく拭き取ってから、中性洗剤などでよくグラスを洗ってください。リサイクルグラスとして、ペン立て、小物入れなどに使っていただけます。
**お使いになられる前に、必ず次の事項をお読みください。
ご使用方法と注意事項
ご注意事項に関して以下の点に留意してください
- 火の取り扱い、換気、火災、火傷には十分に注意してください。
- キャンドルを使用する場合は、必ず目の届く場所で使用し放置しないでください。また引火のおそれのある場所、風の吹きやすい場所(エアコンなど)での使用は避けてください。
- 点火する際は安定した場所に置き、狭い空間での使用や換気のできない場所での使用は避けてください。
- お子様やペット等の手の届かない場所で使用してください。
- 保管方法は直射日光の当たらない場所に保管してください。変色や変形の原因になります。
- 火を灯す前に必ず埃や燃えカスを取り除いてください。
- キャンドルの芯は4-6ミリを保つようにハサミでカットしてください。
- キャンドルの表面が均等に溶け、液状になるまで燃焼させると、炎が安定します。
- 炎が大きく燃えたり、ススが多く出る場合は、火を完全に消してから芯をハサミで切り取ってください。
また、以下の点にも留意してください。
- 4時間以上連続して使用しないでください。
- キャンドルに火を灯すと容器が熱くなるため、火傷に注意してください。
- 残りが約1センチの状態で使用を中止してください。
- 底面が非常に熱くなることがありますのでご注意ください。キャンドルを消す際は、蝋燭消し(かぶせるタイプ)やピンセットなどで溶けて溜まったロウの中に押し倒して消し、再び芯を真っ直ぐに立て直してください。消すときに出る煤が出ません。
- 使い終わったキャンドルは、60度以上のお湯をかけるとロウが溶けて浮いてきます。
- 湯煎にかけると綺麗に残ったロウが取れます。リサイクルグラスとして食品以外の小物入れなどでお使いください。
その他 廃棄について
- 溶けたロウを廃棄する場合は、食用油と同様新聞紙などに吸わせて、 十分に冷めたことを確認後に処分してください。 シンクには流さないてください。つまりの原因となります。
- 芯を支えている銀色の金属は分別してください。
- 自治体によってルールが異なりますので、お住まいの 決まりをご確認ください。
万が一事故が発生した場合、Ivycoastは一切の責任を負いかねることをご了承ください。
ソイワックスについて
当社の全てのキャンドル製品は、フタル酸エステル、パラペン、ホルムアルデヒドなどの化学物質を含んでいません。
製品で使われるワックスは日本国内の食品製造工場で作られるプレミアムソイワックスを使っています。調達時間や費用、材料が移動する距離を制限することで、サステーナブルな供給と需要を受けられる為です。
市場でよくみられるパラフィンワックスは、低コストと扱いやすい利点から様々なキャンドルに幅広く使われています。原料は、原油の副産物として精製プロセスとして得られます。実はこの石油由来の成分は、ベイビーオイル、乳液、コンディショナーなどに流動パラフィンとして含まれます。オーストラリアでは”パレフィンフリー”の商品が沢山あり、肌や頭皮に何かしらの疾患を発症する原因になっている人たちの為に、知識を持って選べる商品が沢山あります。
キャンドルの燃焼の影響については十分な研究はされていないようですが、パラフィンワックスが燃焼中に有害な化合物の粒子を空気中に放出することから、安全なキャンドル、とは言えないところです。
植物由来のワックスには、大豆(ソイ)、パーム、ココナッツ、ひまわり、ライスなどがあります。値段も、性能も特徴も大きく違います。
パームワックスは、アブラヤシ木の実から採れる油を精製して作られるもので、安定した収入の得られる栽培は、結果的に森林伐採、熱帯林破壊による生物生息地の破壊、温暖化問題を招く温室効果ガスの放出が問題になっています。
実は、ソイワックスの大豆も今大きな課題を抱えています。
飼育用の大豆を作るために、森林を切り開き大豆農園を広げるために、アブラヤシ農園同様、同じ事が起こる予想をしています。また、海外では大豆作物の遺伝子組み換えはさらに増え続き、市場の80%以上はGMO(遺伝子組み替え)と言われています。つまり、海外から輸入されるソイワックスの大半は、GMO大豆から作られた製品ということになります。また、100%ソイワックス、ベジタブルワックスと呼ばれているものの、ツヤのある製品が大量に作れるために、製造段階で加工されているものも少なくありません。
当社では日本国内の大豆からとれたソイワックスを使い、出来る限り安全で、自然由来であることを目標に勤めております。
香りについて
当社の香りは、オーストラリアで厳選ブレンドしたフレグランスオイルを使っています。
オーストラリア国内で、専門パフューマー(香りをブレンドする専門家)の元でブレンド製造され、日本へ運ばれてきます。製品はヴィーガンフレンドリーであり、フタル酸エステル、パラペンなどの化学物質を含みません。
オーストラリアで生活している間に始めたキャンドル制作の中で、私たちが一番思い出に残る香りを、何度もテストを繰り返し、日本のワックスと環境に調和する香りを選びました。
空間に適切な香りは、多くの質問に直面します。皆さんの環境、お部屋の空間の大きさと天井の高さ、香りを感じる感覚などさまざまです。感知するレベルの強弱は、その日の体調や個々の嗜好により異なります。私たちが最高な状態の香りのレベルだと信じても、皆さんや、同じ空間で共用される方達には強すぎたり、好みではなかったりするかもしれません。また香りに慣れてくると、香りを区別する一時的な能力が低下することも起こります。
燃焼時間を調整したり、使用する場所を変えてみたり、ご自分の空間での調整を試してみてください。
香りの成分について
世界の香り市場は2021年から確実に成長しており、日本でも多くの香り製品が生み出されています。自分だけの香りを作り、香りを身近に持ち込むことは、音楽のように私たちの生活に活力をもたらしたり、またリラックスする空間を楽しむことに繋がります。
香りはまた、記憶を呼び起こしてくれることもあります。
私たちのもつ嗅覚系で香りを検出しますが、およそ10万種類の匂い分子を知覚できると言われています。
香りの世界はとても複雑で、製造過程も様々です。
植物から抽出、圧縮、蒸留。天然香料は、花、草木、果実などから取り出します。
天然成分100%のエッセンシャルオイル、精油は、自然から取れ、自然の香りがします。
蒸留法などで植物から摂取し、大量の素材に対してほんの少ししか摂取できません。
これに、少しでも手を加えたものをフレグランスオイル、アロマオイルと呼びます。アルコールや化学成分、添加物が入ったものです。
エッセンシャルオイルは揮発性の油で、合成物質や添加物、成分調整、アルコール希釈などの加工は行われない、と思われていますが、必ずしもそうでなく何らからの処理がされているものも少なくありません。長距離の輸送などに耐えらる為に、何かしら手を加えなければならない場合もあると思われます。
揮発性質のエッセンシャルオイルは、環境にとても敏感で時間の経過や管理により品質が劣化する可能性があります。これは、商品の保存期間に大きな影響を与えます。
また、生産にとても多くの資源を必要とすることから、高額な成分になります。特に一年に一度しか収穫できない植物や、長い年月を要する木々の樹皮や樹木そのものものから取り出すオイルは、特別なものかもしれませんが、例えばサンダルウッドのような絶滅危惧種としてリストに乗せられているものもあり、継続が可能なオプションを見つけなければならない場合もあります。
そんな天然の代替えとしてフレグランスオイルがあります。
自然には表現できない香りを、合成された分子を使って作り出します。大量な資源が必要なく香りが作り出せることから、コストや入手可能性が緩和し、繰り返し再現可能な自然由来の香りのオイルが作れます。
フレグランスオイルは幅広い香りを作り出せる一方で、厳格な安全基準を求められます。
厳しいオーストラリアの安全基準に沿い、IFRAの規制機関のガイドラインに従いフレグランスオイルは作られています。また、日本に入国するための厳しい検査と書類審査を通り私たちの手元に届きます。
IFRA(International Fragrance Association)は、香料産業を規制し、消費者や環境の安全を確保するための国際的な団体です。1973年に設立されたIFRAは、香料の安全性を確保するための基準やガイドラインを設定し、香料業界の持続可能な発展を支援しています。